不思議の国のアリスで英語表現を学ぶ【英語読書×イラスト】#2

英語表現を学ぶ「不思議の国のアリス」イラスト付き学習記事のヘッダー画像。② 英語学習記録

不思議の国のアリスを英語で読みながら、名場面をイラスト付きで紹介しています。物語の印象的な引用文を取り上げ、表にまとめて英語表現をわかりやすく解説。イラストと一緒に楽しめるので、英語学習をしている方はもちろん、アリスの世界観が好きな方にも是非。

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前回のあらすじ

絵のない本は役に立たない。

原文引用×イラスト×解説

初日転校生ウサギに眠すぎアリス

There was nothing so very remarkable in that; nor did Alice think it so very much out of the way to hear the Rabbit say to itself, ‘Oh dear! Oh dear! I shall be late!’

不思議の国のアリスのワンシーン。「まあ大変!遅れてしまう!」と叫ぶ白ウサギが突然登場する場面。アリスの英語学習用イラスト
▲遅刻遅刻~!のウサギ

(when she thought it over afterwards, it occurred to her that she ought to have wondered at this,but at the time it all seemed quite natural);

不思議の国のアリスのワンシーンまだぼんやりとした表情で座っているアリスの英語学習用イラスト
▲ぼーっとしているアリス

but when the Rabbit actually took a watch out of its waistcoat-pocket,and looked at it,

不思議の国のアリスのワンシーン。焦っているウサギとまだ眠そうなアリスの英語学習用イラスト。

英語表現のポイント解説①

※文法的・語彙的にTOEIC・英検でも頻出の表現には⭐マーク

英語表現ポイント / ニュアンス
There was nothing so very remarkable in thatそれほど特に目立つこと(驚くこと)はなかった⭐remarkable=「注目すべき・特筆すべき」。強調の so very は「とても」だが、否定と組み合わさって「大して〜ない」になる。
nor did Alice think it so very much out of the wayアリスも、それがそれほど変だとは思わなかった⭐ “nor did + 主語 + 動詞”=否定文に続く倒置。“out of the way”=「普通でない・変な」。英検でもよく出る熟語。
to hear the Rabbit say to itselfウサギが独り言を言うのを聞くこと⭐ “say to oneself”=「独り言を言う」。不定詞 “to hear” は「〜すること」=目的・結果を表す。
when she thought it over afterwardsその後でよく考えてみると⭐ “think over”=「よく考える、熟考する」。熟語。afterwards=「その後で」。
it occurred to her that ~〜ということがふと思い浮かんだ/気づいた⭐ “It occurs to 人 that ~”=「(人)が〜と気づく/思いつく」。自然な英語表現。TOEIC・英検準1級レベル。
she ought to have wondered at this彼女はこれを不思議に思うべきだった⭐ “ought to have + 過去分詞”=「〜すべきだったのに(しなかった)」。助動詞構文。wonder at=「〜に驚く/不思議に思う」。

ようやくおかしなことに気づいたアリスは目撃した

and then hurried on, Alice started to her feet, for it flashed across her mind that she had never before seen a rabbit with either a waistcoat-pocket, or a watch to take out of it, and burning with curiosity, she ran across the field after it, and fortunately was just in time to see it pop down a large rabbit-hole under the hedge.

不思議の国のアリスのワンシーン。アリスが突然立ち上がり「変じゃない!?」と驚き始める場面のアリスの英語学習用イラスト
▲ようやく何かおかしいことに気づいたアリス

and burning with curiosity, she ran across the field after it, and fortunately was just in time to see it pop down a large rabbit-hole under the hedge.

不思議の国のアリスのワンシーン。白ウサギが穴に飛び込むのを見ているアリスの英語学習用イラスト。
▲ウサギが穴にとびこむのを目撃するアリス

英語表現のポイント解説②

英語表現ポイント / ニュアンス
Alice started to her feetアリスはハッと立ち上がったstart to one’s feet=「驚いて(反射的に)立ち上がる」。start=「びくっと動く」という意味。感情の動きを表す表現。
for it flashed across her mind that ~なぜなら、〜という考えが頭に閃いたからであるflash across one’s mind=「(考えが)ふと頭をよぎる」。TOEIC準1級級レベル。“for” は理由を説明する接続詞。
and burning with curiosityそして好奇心に燃えてburn with + 感情名詞=「〜に燃える」。curiosity=「好奇心」。感情の高まりを示す生きた表現。
she ran across the field after it彼女はウサギを追って野原を駆け抜けたrun across + 場所=「〜を走り抜ける/横切る」after it=「それ(ウサギ)のあとを追って」。目的を明示する副詞句。
and fortunately was just in time to see it ~そして幸運にも、ちょうど〜するところを見ることができたfortunately=「幸運にも」be just in time to do=「ちょうど〜するのに間に合う」。TOEIC頻出。
pop down a large rabbit-hole大きなウサギ穴にぴょんと飛び込むpop down=「ぴょんと下に入る/さっと飛び込む」。擬音的な動詞で生き生きした表現。
under the hedge生け垣の下にhedge=「生け垣」。自然描写・方向を表す前置詞句。underは位置関係の基本表現。

日本語訳×まとめ×感想

アリスは、ウサギが「大変だ、遅れてしまう!」と独り言を言うのを聞いても、そのときは特に不思議だとは思いませんでした。

けれどウサギがチョッキのポケットから時計を取り出して見るのを見て、初めて驚き、強い好奇心にかられて追いかけます。

アリスは野原を駆け抜け、ちょうどウサギが生け垣の下の大きな穴へ飛び込むところに間に合いました。

代理
代理

アリスずっと寝ぼけててかわよ

※この記事にはAI(ChatGPT)を活用した内容が含まれます。正確性についてはご自身での確認もお願いいたします。
詳しくは はじめに をご覧ください。

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