「これは何ゴミ?」子どものひらめきが生んだ分別アイデア
ある日、夫が子どもに「このゴミは燃えるゴミじゃなくてプラスチック!」と指導していました。
「え~~???」と困惑してる子。
「ここについてるマークで、捨てるゴミ箱が違うんだけど、まだわかんないよねぇ?」と子に話しかけたら、
突然ひらめいた様子で、
「いいこと考えた!(ゴミ箱にこのマークの)シール貼ればいいんじゃない!?」
え~~~~~~~????
うちの子天才シリーズ
分別シールを手作りしてみた!材料と作り方
市販ラベルがなかったので100均で手作り
子どもの発想に感動し、「これは実行せねば」と思い立ちました。
市販のゴミ分別ラベルも探しましたが、紙マークやプラマークそのままのシールは無い。
印刷するのも正直ちょっと面倒…。
ということで、100円ショップで売っている無地のシールがあるじゃん!自分で描こう!
ペンを握り、なるべく忠実に描いてみました。

結果、これが大成功。
子どもはシールを見て目を輝かせながら、
「これ、プラスチックだ!」「紙マークだ!」「これはなに? 段ボールか~!」と一つひとつ確認と、
走ってゴミ箱に入れてくれるようになりました。
使ったもの・描き方のポイント
使ったのは、セリア「ホワイトフィルムネームシール 10片 耐水」
シール作りといっても、特別な道具や技術は必要ありません。
我が家では、次のような手順で描きました。
✅ 描き方の手順
- 無地のシールに、鉛筆でマークを下書き
→「プラ」「紙」など、おなじみのリサイクルマークを参考を見ながら軽く描きます。 - 油性ペンで上からなぞって塗りつぶす
→ しっかり色を入れることで、視認性もアップ。お子さんと一緒に塗るのも◎ - 乾いたら、ゴミ箱にペタリと貼るだけ!
→ 簡単なのに、子どもは大喜び。自分で作ると愛着も湧きます♪
🌱補足:うまく描けなくてもOK!
リサイクルマークは、多少ずれていても“らしさ”が伝われば十分です。
近くで見ると汚いものの、子どもは「上手じゃん」って褒めてくれました。
「これは紙マークかな?」「プラスチックっぽい?」と親子で会話しながら進めるのも楽しいです。
無料ダウンロードできる分別マーク素材(外部リンク)
「手描きはちょっと苦手…」という方や、「もう少しきれいに仕上げたい」という場合には、無料でダウンロードできる分別マーク素材も便利です。
以下のサイトでは、プラスチックマークや紙マークなど、家庭で使いやすい分別マークをPDFや画像形式で無料提供しています。印刷してシール台紙に貼るだけで、すぐに使えるのが嬉しいポイントです。
※家庭や教育現場でも安心して使えます。
リサイクルマークの意味と分別の大切さ
プラスチック・紙マークって何?
「プラスチックマーク」や「紙マーク」は、
資源の再利用を促すために制定された国際的なリサイクル識別マークです。
日本では1997年から容器包装リサイクル法が施行され、
それ以降は分別回収が制度として定着しました。
分別は「命を循環させる」仏教的視点も
仏教にも「一切衆生、仏性あり」という言葉がありますが、
これを”すべてのものに価値がある”というふうに解釈すれば、
ゴミの分別も「ただのゴミではなく、もう一度活かす命の循環」とも言えるかもしれません。
まとめ:子どものアイデアで変わる暮らしの工夫
この経験を通して、ただの家事が”生活の学び”に変わったと感じました。
特に子どもにとっては、日常の中で「素材の違い」や「再利用の意識」を自然と学べるチャンスに。
小さな子の「シール貼る!」というアイデアが、家族の暮らしをちょっと豊かに、楽しくしてくれました。
・ゴミ分別が楽しくなる
・素材の違いを学べる
・生活にちょっとした誇りが生まれる
“「これは何ゴミ?」が分かるように、シールを貼って見える化する”
このひと工夫が、思った以上に効果的でした。
もしお子さんが分別で迷っていたら、ぜひ試してみてください。
子どもの「分かった!」という笑顔が見られるかもしれません。
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